今50歳になって、恐らくあと10年は生きると思う。20年はちょっと自信ない。30年は恐らくない。
仮に生きていたとして、今後どんどん身体の自由は制限されて、目だって悪くなる。今みたいに本を読んだり、思いたってすぐに行動するなんてことはどんどん出来なくなっていくに違いない。
単純計算で、10年はまだ元気だとして、寝ている時間を差っ引けば5年分位しか活動できない。時間には限りがある。
読める本の数も映画もドラマも読んだり観たりする時間が限られて来てるってことをそろそろ自覚しないといけない歳になってきたとふと思った。
弓道は10年でどこまで上達するんだろう。5段まで行くか。称号者までなれるか。
本は何冊読めるだろう。どんどん読むスピードが遅くなっているから平均年間60冊として、600冊程度がいいところ。
そう考えると、つまらない時間の過ごし方をしている場合じゃないと思う。
とはいえ仕事をしないと遊ぶ金もなく、ローンも払えないので、仕事はしないといけない。そうすると更に自由に使える時間というのは益々減っていく。
ある程度のところで妥協しないといけない。即ち足るを知るということを最近特に強く感じます。
欲かいてもろくな事はなく、身近な喜びに一喜一憂する小市民としては、大望よりもひとつひとつの小さな心地よい事に喜びを感じるのに慣れていかないといけないよなぁと思ったりするのです。