日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

営業むいてない。


 社会人になって25年以上。そのうち殆どを営業という職種で働いてます。
 もっともそのうち12年は、直接お客さんを担当していたわけじゃないけど、それでもお客さんと接する機会は多かった。
 

 人とお話するのは好きですが、会社の利益を背負って一線で働くのは苦手。ひとつひとつの商談で利益をいくら稼ぐかが営業に課せられた使命だとすると、どうも利益を稼ぐことに気持ちがいく優秀な営業になりきれない。自分もお客さんもその先のお客さんもみんなが喜んでもらえるような関係というのが理想なんだけど、その中に自分さえ得すればいいと思う人がいるとそれだけでヤル気を失くしてしまう。
 確かにお客さんはお金を払うわけだから少しでもいいものを安く手に入れたいと思うでしょう。でも本当にいいものはそれなりの値段するものです。それを買い叩いて自分だけが得して本当にそれって喜びなのかなって思う。
 
 正直ライバルメーカーの製品で「よくまぁこんなインチキなものを平気で売ってるよなぁ」と思う時がある。それでも「値段が安いから」とか、「見た目一緒だから」と平然と言ったりする。そういう人から買うエンドユーザーは本当にかわいそう。
 うちの商品だって100%満足を与えられない場合もある。でもアフターフォローはすごくしっかりしてるし、そもそも製品の質はかなり高い方だと思う。それでも値段が安い方を選ばれるお客さん。本当にそれでいいんだろうか。。
 エンドユーザーも自分の不手際を棚に上げてすべて製品不良の一言で片付ける人が結構多い。否、多いような気がする部署にいるからかもしれないけど。冷静に考えれば、自分に非はなかったか、これは本当に製品が悪いのか、それとも他に要因は考えられないか、そういうことを一切考えず製品が悪いと声高に叫んだりする。


 ちゃんと伝える事が営業の一番の役割だと思うんだけど、一歩間違うとライバル否定、批判になりかねない。そこら辺がすごく難しいところ。
 人間の嫌な面を多くみる営業、やっぱ向いてないです…。