2015年も早半年が経過。月日が経つスピードがやけに早く感じるのは、歳のせいか…。ついこないだ誕生日を迎え「あちゃー半世紀も生きちまった」と思ったのもつかの間、既に半年が経過。こうやって何にも身につけぬままどんどん馬齢を重ねていく哀しさ。
別に記憶喪失ってわけじゃないんだけど、私、高校時代までの記憶って断片的にしか覚えてないのです。当時観た映画とかTV番組とか巷で流れていた音楽とかはしっかり憶えてるんだけど、日常生活の事となると殆ど記憶がない。幼稚園は、幼稚園の名前と、クラスが年少さん・さくら組、年長さん・うめ組(今から考えると渋いw)というのは覚えてる。先生の名前は全然覚えてない。小学校は何組だったか…5,6年は2組だった。担任の先生も5、6年の先生の名前だけ覚えてる。クラスの人の名前は2,3人憶えてる程度。中学はもう少し増えるけど、それでも5,6人。40人以上いたのに…。高校時代も同じくらいしか名前思い出せないわ。大学時代は、クラブ関係、ゼミ関係はほぼ覚えてる。クラスメイトも何となく覚えてる。生活の事も細かなこと結構憶えてたりする。
どちらかというとフィクションの世界の記憶の方が多いというのは、どういう事だろう?
大体、他人にあんまし興味ないんですよね。とはいえ自分にも余り興味があるわけじゃないし、どっちかってゆーと嫌い。自分の嫌なとこばかり眼につく。気になるタイプ。
恐らくフィクションの中の登場人物に夢をみて、こういう風になれたらいいなぁなんて事ばかり考えてる。ノンフィクションが好きなのは、事件や人物を深堀しているから。相手が生身の人間だと、そこまで相手はいろんなことを話してくれるわけじゃないし、相手が話したくない事を根ほり葉ほり聞く事も出来ないし。だから興味がないってわけじゃなく、単に人に聞くのが怖いだけ。
なんかね、ホント慢性的に自己嫌悪している感じです。いいとこなんて全然ない。それでも生を受けた以上人生投げるわけにもいかないし、人に迷惑はなるべく掛けたくないし。
そんな事ばかり考えての50年と半年。