野党第1党の民進党代表選挙は、1回の投票で過半数を獲得した蓮舫参議院議員が代表となった。二重国籍問題が解決したわけでもないのに、なんでそのまま代表選挙を続けてしまったんだろう。
当初、蓮舫は、自分は日本人だ(確かに日本国籍を取得している)とか、台湾国籍は抜いたと明言もしていた。それを笑って「勘違いでしたすいません」では、すまないでしょう。
しかも台湾籍でありながら、大陸に思いを寄せ、日本人の夫がいて姓がありながら、名乗らず旧姓の謝蓮舫を名乗っている。
若い頃から、雑誌やTVで二重国籍であることを誇りにしたような発言をしていて「知りませんでした」とは、信じられません。知っていたからこそ、いろいろな場面ではぐらかしたり、誤魔化したりしていた。
そういう人を代表に戴くことを良しとした民進党の愚劣さは、筆舌に尽くしがたい。これを多様性ということで支持した外野も同罪。日本の舵取りをする政治家が二重国籍なんてありえません。多様性というのは、こういうときに使う言葉ではありません。
蓮舫に投票したのは、同じ日本人だと思っていたから、という人も多いに違いありません。しかも彼女は、「帰化した」といったり、「帰化じゃありません、国籍取得です」と言ったり、挙句の果てには、自身のhpの「帰化」という表記を知らない間に消していたり、やることが姑息です。
事業仕分を舌鋒鮮やかにやっていた時は、なかなかかっこよかったけど、結果的にコンピューター開発は彼女の母国である中国に遅れを取り、様々な日本国内の基礎研究が外国の後塵を拝するようになり、災害監視網も十分な予算を与えられずに、死ななくてもいい命があったに違いありません。
「『二重国籍者は国会議員になれない』という法律がないから、違法ではない」という言い分で国民を欺こうとしたのも心象がよくない。そういう意味では舛添元都知事だって、違法なことはやっていない(少しはあったかもしれないけど)。違法か適法かという問題は、実は日本ではさほど気にされません。結局法律なんて人間の作ったもので、そもそもそれほど重要に思っていないのが実は日本人。勿論法律は守るけど、それよりも大切なのは、「お天道様が見ている」という考えだと思う。そういう意味では、今回の蓮舫の動き、民進党員の動きは、お天道様に顔向けできないんじゃない?
滑舌のいい元モデルに騙されたままの民進党は、完全にチェックメイトへの道を選んでしまいました。まさに今日が“終わりの始まり”。心ある議員の方もいると思うので、そういう人は早めに泥舟から降りますように祈っています。