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『CYBORG009 CALL OF JUSTICE』第1章



サイボーグ009」の新作映画。1966年の「サイボーグ009」翌67年「サイボーグ009怪獣戦争」は、1,2歳でしたから当然劇場には行っておらず、おそらくTVで初めて観ました。その後のTVシリーズは、ヒーローを最初に意識した作品で、当時3歳。その後も何度か再放送をしたと思います。
 中1ぐらいに原作にハマっていたまさにその真っ最中にリメイクされ、再度記憶に完全に009が刷り込まれました。2回目のTVシリーズ後、今度は劇場版「―超銀河伝説」。そして平成に入ってから3度目のTVシリーズ。最近では現代を舞台に活躍する「RE:CYBORG」、なんと永井豪原作の「デビルマン」とコラボした「サイボーグ009vsデビルマン」とか、これまで幾度もアニメ化されており、基本すべて観ています。


 今回は、「009 RE:CYBORG」の神山健治監督が総監督になり、3章に分けて公開されます。
 キャラクター的には、「―RE:CYBORG」版をベースにかなりリファインされています。極端なアニメ的デフォルメが無くなってますが、イワンとフランソワーズは逆にアニメ的に可愛くなってます。ジョーやジェットも特徴的な髪型ではなくなっている…。コスチュームはオリジナルの配色(赤に黄色いマフラー)ですが、造形はプロテクター様の今までにない感じ。
 どうしても原作の造形が好きなので、ここまで変えられてしまうと果たして009と呼んでいいのか微妙です。

 お話は、原作の続きで、現代が舞台。

冷戦下で幾度も平和の危機を救ってきたゼロゼロナンバーサイボーグたちは今はアメリカ・テキサス州で静かな隠遁生活を送っていた。そこにルーシー・ダベンポートというジャーナリストが訪ねてくる。
ルーシーは、太古より人類の歴史を操ってきた「ブレスド」の存在をサイボーグたちに告げ、「ブレスド」の野望を砕くためにたちがって欲しいと依頼する。
しかし、国連軍ガーディアンズ設立以来、戦いから離れていたサイボーグたちは、国連加盟国から脅威として疎まれていて、安易な軍事行動に出られない微妙な立場なっていた。
そんな時、ブレスドのメンバー“カウボーイ”の襲撃を受け、間をおかずもう一人のメンバー“ティーチャー”からも戦いを挑まれ、死力を尽くして2人を撃退する。
ところがこれを軍事行動とみなした国連はサイボーグたちの行動を問題視しサイボーグたちが失地回復のために自作自演の事件を起こしているという疑惑の目を向け、国連軍「ガーディアンズ」を派遣する。

と、ここまでが第1章。盛りだくさんです。


で、印象ですが、この作品「―RE:CYBORG」同様3DCGアニメーションなのですが、「―RE:CYBORG」は、かなり手書きに近い感じだったのに今回は、CG多用しすぎててなんか変な感じ。最初にルーシーが出てきた時は「PeepingLife」かと思いました。車や飛行機、ロボットなどはCGの動きで問題はないのですが、人間の動きが最後まで慣れませんでした。

ストーリーは面白いんです。まるで神のような力を振るう「ブレスド」はサイボーグでも全力で向かい、イワンの大活躍で辛勝するという強敵。イワン赤ちゃんなのにむちゃくちゃ頼りになります。今後2章3章とどうなっていくのか。気になります。パンフレットは章毎ではなく1冊なのはよいですが、その分高く1500円。うぅむ。家の近くのシネコンでやってないから、レイトショウで観るのは厳しいし、2,3章は映画館で観るかblu-ray買ってから観るか悩みどころ。。