以前、都内にある近代建築を巡るツアーに参加したことがありました(その時の記事→http://d.hatena.ne.jp/hee/20120929)。今回は都内の3つの宗教建築を回るバスツアーにカミさんと参加。
最初は、築地本願寺。
浄土真宗本願寺派の建物。今ホットな築地市場のすぐ近くにある仏教建築ですが、幾度となく消失と再建を繰り返した結果、1934年に現在の本堂が竣工。古代インド様式をモチーフその外観は一般的なお寺とは異なり火災に強い鉄筋コンクリート作り。設計は東京帝国大学工学部名誉教授・伊東忠太。
ちょっとお寺とは思えないエキゾチックな建物。お寺なのにパイプオルガン常設されてました。
次に行ったのは、代々木上原にあるイスラム教のモスク「東京ジャーミィ」
気にはなっていたんだけど、中に入るのは初めて。ちょうどお昼のお祈りの時間で、先導者が朗々と読み上げるコーランに感動。意味は分からないけど…(^_^;)。幾何学模様のステンドグラスがきれいでした。
最後が駿河台のニコライ堂。正式には正式名称は「東京復活大聖堂」といい、日本ハリストス正教会の首座主教座大聖堂。私ここって、ロシア正教会の者だと思っていたのですが、正しくは「日本正教会」というらしい。ロシア正教会の流れをくむカトリックでもプロテスタントでもない正教会の建物だそう。設計は有名なジョサイア・コンドル。岩崎邸とか設計した人。正教会は十字架に特徴があります。
どれも都内にある宗教建築で、行こうと思えば見学は無料でできるところですけど、解説付きで観光バスで添乗員付きで連れてってくれるのは効率的。
お昼は新宿プリンスでバイキング。
歌舞伎町のゴジラ、初めて上から見ましたw
仏教、イスラム教、キリスト教と特徴のある建物。バスツアーでなくても行けますので、ぜひ行ってみてはいかが。なかなか非日常の空間です。