既にアマプラで公開されているので購入を躊躇ったんですけど、4KHDRは配信よりきれいだし、配信はいつ停止されるかわからないので、やっぱり手元に置いておきたいので発売日前日の昨日予約購入しました。
小売先によって様々なオプションのついた特別版が出ており初回限定ではあるものの特に欲しい恩典もなく、更に無償恩典でもなくそれぞれ少し高い価格だったので、円盤のみ仕様版を購入しました。
「シン・ウルトラマン」実は結構好きです。
原本のウルトラシリーズでは、「ウルトラセブン」のハードな設定のほうが好きなんです。「ウルトラマン」はコミカルなお話も多く、一番の違いは科特隊に出入りする星野少年。子供が感情移入できるキャラクターとして設定されていたんでしょうが、逆に子供っぽさが助長されてリアル感が減少してしまっていました。真面目なドラマに子供視点は不要と今も思っています。
今回の「シン・ウルトラマン」は徹底してリアル路線。”もし現代に怪獣が現れてウルトラマンがやってきたら”というお話。「シン・ゴジラ」も怪獣の出現と撃退のお話でしたので、似た構造です。少数精鋭の対策チームはあるものの全員が各省庁からの出向組というのもいい。
ウルトラマンが地球人に憑依して地球を守る動機はやはり弱いけど、ソレは原点も一緒。でも科学の発達した異星人が地球人の良さに感じ寄り添ってくれている感はすごく伝わりました。
「ウルトラマン、そんなに地球人が好きになったのか」同僚のゾーフィが災いの種となる可能性のある地球を破壊しようとするのに対し、それに反発するウルトラマンという構図もとてもよい。宇宙全体の調和を考えるならば、畑の雑草を抜くように地球を排除しようとするゾーフィの行動は正しい。それでもその雑草さえ可能性として排除しないウルトラマンは特別な存在ですが、雑草の地球人にとってはまさに神です。
このお話はもちろんフィクションですが、私達はウルトラマンによって守られていることを意識してウルトラマンの守りに恥じない行いをしないといけないと思います。