先月末、新型コロナウィルス性肺炎で義伯母が亡くなりました。
発症後入院し、10日後のことでした。
もう10年以上お逢いしていませんでしたが、このような形でご挨拶もできないままお別れになるとは、何とも心苦しいです。
毎日報告される感染者、死亡者数を、単に「今日は増えた、減った」と数でしか見ていない人がほとんどだと思いますが、身近な人が亡くなると、途端に現実味を帯びてきます。
目に見えないウィルスがそこら中にあって、いつ自分が感染するかわからないのも恐怖ですが、私的には、自分が知らず知らずのうちに感染していて、感染源となってウィルスをまき散らすかもしれないというのが怖い。
政府発表は明後日との事ですが、自粛期間もさらに1ヶ月程度伸びるらしい。
家にいることは苦痛じゃないのですが、移動を制限されて、引きこもりを推奨される日が来るなんて、想像をしたこともありませんでした。
私も半世紀以上生きてきて初めての経験です。
ある意味、これは戦争です。アメリカとの戦争に限定しても1941-1945の5年間で日本は大きく変わりました。
あの戦争と同じように、コロナ前の世界はおそらくすぐには戻ってこないでしょう。
恐らく1ヶ月後にすべての制限が解除されることはないと思いますが、少なくとも今よりは緩やかになるはず。
それを信じて、より気を引き締めてあと1ヶ月頑張りましょう。