序破急(じょはきゅう)とは、日本の雅楽の舞楽から出た概念であり、能楽、連歌、蹴鞠、香道、剣術、抜刀術、居合道、茶道など芸道論で使用される言葉である。脚本構成としては、能に限らず、浄瑠璃および歌舞伎等においては、 日本では中近世以降、伝統的に用いられてきた構成である。映像分野の脚本構成においても、序破急の同義語である三幕構成が国際的に主流となっている。また、文章構成などにおける三段構成(パラグラフ・ライティング、三幕構成等)を指す概念としても用いられる。(wikiより引用)
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版・序」「―破」「―Q」3本をyoutubeで全編見ることができます(4月30日(木)まででしたが5月3日23時59分まで延長)。
blu-ray持ってるんですけど、昨日までに「―破」まで観てしまいました。
「―序」(2007)は、少し違いはあるもののTV版を踏襲しており、前半で一番盛り上がるヤシマ作戦(日本全土の電源をEVAの持つポジトロンライフルに集中させ長距離射撃で使徒のコアを狙撃する作戦)がクライマックス。
「―破」(2009)は「―序」から直接続き、TV版からは徐々に離れていく。
2号機パイロットの惣流・アスカ・ラングレーは、式波・アスカ・ラングレー に。
新キャラ、エヴァパイロット真希波・マリ・イラストリアス の登場。
乗っ取られるエヴァ3号機。パイロットは、TV版と異なる。
サードインパクト発生でTV版からはかなり離れていく。
そして「―Q」(2012)は14年後の世界で、TV版とは全く異なる世界が描かれる。TV版に輪をかけての鬱展開に最初に観た時は???。
TV版とは同じキャラ、シチュエーションを使った別の物語と考えるべきでしょう。
それでも、時間をかけて丁寧に作られているので、TV版をより深化させています。特にQのわけのわからなさは、意味不明ながら、TV版の25.26話よりはましw
観たことない人には「―破」まではおすすめ。「―破」まで観ると「―Q」も気になってしまいますが、「―Q」を観るなら周辺情報を頭に入れてからでないと混乱します。
本来6月公開のはずの新劇場版完結編「シン・エヴァンゲリオン劇場版:II」の為の予習という意味で、今回の無料公開はタイムリー。
しかも”ステイホーム”週間に丁度良いです。
いろいろネトサしてたら、2年前に庵野監督中心に発表されていた「日本アニメ(-ター)見本市」の一篇が、「Q」の続きと思われる作品が制作されていました。
物悲しい「Danny Boy(アイルランド民謡「ロンドンデリーの歌」)」に乗せてほぼストーリーボードで進行していきます。
until You come to me.[エヴァンゲリオン3.0+1.0]
ヱヴァ新劇場版完結編がどのようになるのか楽しみ。