コロナウィルスの為、ドラマや映画が軒並み撮影延期になってます。
そんな中、すべてリモートで作品を仕上げたものを2つ、連休最終日に観ました。
一つは、「カメラを止めるな! リモート大作戦」
大ヒット映画「カメラを止めるな!」のキャストが集結しての続編でキャストとスタッフが一度も会わない「完全リモート」で制作されています。どんぐり演じるプロデューサーが相変わらずの無茶ぶりで、日暮監督に完全リモートで事件の再現ドラマを作るように依頼、断れない監督は、奥さんや娘の力を借りて「カメ止め」のキャストと募集した一般人でドラマを無理やり作っちゃう話。
短編映画『カメラを止めるな!リモート大作戦!』本編
「カメ止め」面白かった人にはお勧めです。前に作られた続編の「ハリウッド大作戦」より面白かった。
もう一つは、三谷幸喜脚本の「12人の優しい日本人を読む会」。1990年の初演以来舞台でたびたび再演され、映画にもなっている「12人の優しい日本人」のリモート版。配役も豪華。
1号…甲本雅裕
2号…相島一之
3号…小林隆
4号…阿南健治
5号…吉田羊
6号…近藤芳正
7号…梶原善
8号…妻鹿ありか(Prayers Studio)
9号…西村まさ彦
10号…宮地雅子
11号…野仲イサオ
12号…渡部朋彦(Prayers Studio)
「12人の怒れる男」のパロディ。今は裁判員裁判とかありますが、初演の頃はなく、日本に陪審員制度があったら…というもの。私は舞台は未見、映画版(91年中原俊監督)しか観ておりませんが、何とも日本人らしい展開で好きな作品です。
12人の優しい日本人 を読む会(前編)
12人の優しい日本人 を読む会(後編)
リモートなので無理はありますが、こういうやり方もあり。
両方とも無料で観れますが、お金払ってもよいレベルです。
勿論、しっかりしたドラマを見たいのですが、こういうやり方でも作品を届けたいと思ってくれたクリエーター、俳優さん達に拍手です。
明日からの在宅勤務、頑張れそうです。