全ての人に等しく死は訪れる。
今日は、以前の上司の細君が亡くなった香典返しが届いてました。
まだ40代だったと思います。
お笑いコンビ『カンニング』の中島さんは享年35歳。
相方の竹山くんはキレキャラで、芸という芸ではありません。
2人のコントも『エンタの神様』で1回観ただけ。
でも相方の発病後1人でがんばっている竹山くんは、
そんな大変な状況をおくびにも出さず、相方が帰って来た時に
いつでも2人で出来るよう自分(たち)のポジションを
しっかり守っていたと思います。
悲しみを乗り越えて、
がんばれ、かぶと虫さいとう、じゃない、竹山くん。
(これは黒バラ見てない人にはわかんないね。)
青島幸男さん。
クレージーキャッツの突き抜けたコントは青島さん抜きでは考えられません。
自分が社会人になって「無責任シリーズ」でどれくらいふんばることが出来たか。
都知事になって「都市博」の中止はまさしく民意を反映した政治的判断だったと思います。その後の旧弊の勢力に寄ってたかって羽根を取られ、牙を抜かれ最後はさぞ辛かったのではないかと。
もう少し現知事のような図太さがあれば…。
やはり繊細な方だったのだと思います。
岸田今日子さん。
安倍公房/勅使河原監督「砂の女」は衝撃的でした。
「傷だらけの天使」の萩原健一(修)に仕事を与える探偵の親玉。
「おさむちゃん…」が今も耳から離れません。
存在感のある容姿と声でした。
若い人が死ぬのは付き合いのあるなしにかかわらず、悲しい。
ひとつの時代を築いた、いや、そうでなくとも、
自分の人生に、皆さんからはとても素敵なものを与えてもらいました。
月並みですが
ご冥福をお祈りいたします。