2009年1月公開。
TSUTAYA半額だったので、借りてきた。来週ちょっと忙しいので資料作りを済ませておこうと思ったのですが、何もできず。その上DVDまで見てしまいました。終わってる俺orz。
さてこの映画。映画のレビューサイト見ると酷評ですねー。私的にはそこそこ面白く見れましたよ。難点挙げればキリがないのですが、「復活の日」から、こういうウィルスパンデミック物って結構好きなんです。
というわけでよいところは、カンニング竹山くんの演技。残念なのは、せっかくウィルスを発見した立役者なのに、記者会見でもぞんざいに扱われ鬱屈が晴れていないところ。
藤竜也が久しぶりに観れたこと。いい枯れ方してます。
銀座新宿渋谷の荒廃した風景(CGだけど)。近未来(2011年)が舞台なのに、新宿駅前に"さくらや"がなくなってしまうとは、まさかこの時点では気がつかなかったよね…。
あれ、それだけ?
テーマは、いいのです。ただ、本当にこの時期やる必要のある映画だったのか。それが最大の疑問です。新型インフルエンザが猛威を奮い、町中からマスクがなくなるという騒ぎの中に、エンターティンメント(娯楽)として扱ってよいものか。映画の中で鳥インフルエンザを出した養鶏場の主人が首を吊るシーンがありますが、現実にも同様のことがあって、悪趣味以外のなにものでもない。付け足しのようなリアル感のないヒューマンな描写と現実を模したこれでもかというほどの悲惨な描写。このバランスを欠いているのが酷評の原因ではないかと思うのです。
最後は、ウィルスも発見されワクチンができ1200万人の犠牲を出したものの収束に向かうというテロップで終わるのですが、韓国版は、無断で日本が滅亡して終わるという改竄版で上映したとか。更に上のポスターのように、韓国版では朝鮮半島がちょっぴり大きく描かれていたり(そんなところで見栄はってどーするww)、竹島(向こうのいうところの独島)が追加されていたり、反日感情に配慮(笑)しまくった仕様に勝手に変更したりして、いったい何の為に作った映画なのか理解に苦しみます。
あれ、誉めるつもりが、私も酷評しちゃった。。