キャリアってどの官庁でも出世レースに汲々としてるのかなぁ。天下り先の確保の為には業界に融通利かせちゃったり。組織ってのは多かれ少なかれ隠蔽体質といわないまでも、問われなければわざわざ声を大にして言うことは無い的なことを考える人は多いと思う。でも結局それが、大きな事故につながり結局しがみついていた会社そのものをつぶしかねないというのは、雪印の事件を見ても明らかなのに、特権を得るとあたかも自分の能力かの如く振舞う莫迦上司はどこにでもいる。
「震度0」は、警務課長の不破失踪事件と、殺人事件容疑者・大沢の逃亡という事件が、阪神淡路大震災の起きたその日にN県で起きるところから始まる。
阪神淡路大震災という未曾有の災害も単なる時間軸表現にしか使われないのはどうかと思うけど、彼ら(N県警本部の中心メンバー)にとっては、600kmはなれた土地の歴史的災害より、警察内部の不祥事の方が大問題ってわけか…。
ま、莫迦に付ける薬は無いってこと。