飲み会で聞いた話です。
私の隣に座ってるN君は、ビートルズのコピーバンドで、会場を沸かすことのできるほどの腕前を持った自称オヤジバンドのジョージハリスンらしい。
その彼が、娘の為に唄を作った話というのがあって、これが涙を誘うので、
ご紹介します。
ある日、娘2人でおままごとをやっていたN家。そこに父親であるN君がギターを抱えて乱入。
「Y(娘の名)〜。お前の為に歌を作ったよー」
「聞きたくない、うるさい、今おままごとやってるの、あっちいって」
(しょんぼりとその場を立ち去るN君…)
その後、しばらくして娘が寄って来て、
「パパさっきはごめんね。ホントは聞きたかったんだけど、おままごとしてたから…。」
うー(T_T)。なんて健気なんだ。
更にこんなことがあったそう。
N君は最近第3子が誕生し、育児休暇をとっていました。奥さんが入院中のとき幼稚園の娘の為にお弁当を慣れない手つきで毎日作ってあげたそうです。
ある時、幼稚園にお迎えに行くと、
「パパ〜!!」と空のお弁当箱を掲げ振りながら駆けてきたらしいです。
要は「美味しかったよー全部食べたよー、ありがとー」ってことなんだと思うんですが、こんなことされたらうれしいよねぇ。
こどもってさ、なんだかんだいって、気、使ってんだよね。それに比べて大人ってデリカシーないよ。
素直な良い子に育っててうらやましいよ、N君。