日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「星空のむこうの国」 を観る(2日目)

hee2011-04-17

 昨日に引き続き、グリソムギャングに「星空のむこうの国」を観に行く。本日のゲストは、小中監督と脚本・ノベライズの小林弘利さん。
 昨日とはうって変わって満員の場内.たくさんの人に観てもらいたい作品なので、こういう状態は望ましい限りです。
 
 「星空のむこうの国」のノベライズを書いた時の話で、脚本とノベライズは違うものという考えで、大冒険活劇「星空―」を書いたら、集英社の担当から、「基本、映画に沿った話にしてくれないと…」ということで、書き直しをしたという話は初耳で、逆に読みたくなりました。「なんか悪の組織とか洞窟とか出てきたよね」というその話めちゃくちゃ興味あります。
 小説第2作「いつか優しい雨が」のあとがきで「星空―」の続編、姉妹編ですとは書かれていましたが、実は、「星空―」の前、小中監督と話し合っていた相手の考えていることが読めてしまうことで、自閉症になってしまった少女と医師の話の元ネタだったとは。
小林さんのお話の中で、「私は自分の書いた脚本は素材だと思っていて、監督や現場でどんどん変わっていくのは決して嫌では有りません」と仰っていました。某大脚本家さんは、俳優が一字一句脚本と違うことを言ってはいけないとか、息継ぎの部分まで指示するなんて話を聞いていましたので、もっと脚本って不可侵なものかと思っていました。
 ただ、なんでも切っていく監督に対して、自分が一番言いたいことをまず最初に赤で×つけた時、そのままスルーするか、「いや小林くん、ここは大切なところだから切れません」というかで監督を判断しますと言った時の小林さんはすげえなぁと思いましたよ。 
 小中監督はとても優しく、上映前に声をかけていただいたりしてますますファンになってしまいました。
 
 うちのカミさんの兄も映像関係に学生時代はまっており、その影響でカミさんは私の見ていない小中監督の8mm時代の代表作「地球に落ちてきたくま」や、話題になっていた手塚真さんの「MOMENT」を観ていたりする、実は私よりもこの当時の世界に詳しい。うらやましい限りだ。
 そーいえば、義兄と小中監督は同じ匂いがします。。。

 さて、来週は「くまちゃん」を観にグリソムギャングに出没します。自転車で10分かからないというのは、大変ありがたい。

 そーいえば、 昨日帰ってから、DVDをもう一度見直して、今朝、オーディオコメンタリ―ver.で観た。ただでさえ何回も観ていますが2日間で4回も観たのは初めてかも知んない。