「この味がいいね」と君が言ったから 7月6日はサラダ記念日。
俵万智のこの短歌が大流行したのは1987年。今はあまり覚えている人もいないけど、その4年後結婚した当時は、7月6日はサラダ記念日と誰でも知っていたものです。
別にこれにひっかけて…というわけではありませんが、私たち世代としては、一生忘れられない日として覚えやすい日ではあります。
いやいや、過ぎてみればあっという間でしたが、20年というのは結構長い年月だと思うのです。
波風がなかったわけではありませんが、何はともあれ、20回目の結婚記念日を迎えられたのは、喜ばしいことだと思います。
1991年、時はバブルの真只中。品川のカトリック高輪教会で式を挙げ、都ホテル東京で披露宴、新婚旅行はハワイ。ハネムーンベイビーだったので、結婚1年目の紙婚式には、長男がおり。4年後には長女も生まれ、カミサンにしてみれば家事と子育ての毎日。私は、常にマイペースで、長男が3ヶ月、やっと首が据わった頃に転職したり、その他いろんなことを独身時代とさほど変わらずやらせてもらえたのも、健康なカミさん、子どもたちのおかげだと、この節目に思ったりします。
今日は、息子はバイト、娘は明日からテストで部屋にこもっており、別に20周年だからといって特別なイベントがあるわけではありません。カミさんがケーキを買い、私は例によって、小さな花束にメッセージを添えて。そういう、なんでもない1日々々の積み重ねで20年経ってしまいました。
で、毎年恒例カミさんとの会話。
私「ねー、20年だよ、すごくね?」
カミさん「偉いよねーあたし」
私「偉い偉い」
私「でさ、幸せ?」
カ「うーん、ここでさ、『幸せ』っていうと周りの人に「そんなもので幸せって感じるなんておめでたいねー」とか言われそうなんで、言わない。私は常に向上心を持って生きていたいわけよ」
私「・・・」
まるでハルヒのようなツンデレ発言です。しかもデレは有りません。
そんなこんなで21年目もよろしくお願いいたします。
- 作者: 俵万智
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 1987/05/08
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