昨年公開された映画。レンタルされていたので観る
資生堂TSUBAKIのCMに出演していた女優6名による3世代にわたる物語。
まず最初は昭和11年、凛(蒼井優)の結婚にまつわるお話。結婚式を控えた凛、実は親の決めた結婚に気が進まない。結婚式当日、白無垢の結婚衣装を着たまま、家を飛び出す。
次に凛の3人の娘、長女薫・(竹内結子)、次女・翠(田中麗奈)、三女・慧(仲間由紀恵)の物語。
最後が、慧の娘、奏(鈴木京香)と佳(広末涼子)の物語。
ストーリーはたいした話ではないのですが、それぞれの時代で力強く生きている女性の姿はやはり美しいと思いました。また、仲間由紀恵が命と引き換えに佳を生むわけですが、その後母のメッセージを大人になった佳が母子手帳の中から見つけるシーンは、なかなか感動的でした。
映像表現も面白く、最初の蒼井優時代は全編白黒、凛の娘世代は、戦後のクレイジー映画のような総天然色っぽい感じ、一番新しい世代は、現代風の画質と風合いを変えているのも良かった。
ま、そもそも6人の主役級の女優を揃えて1本の映画にするということが贅沢かつ無謀な映画で、焦点がボケてしまうのは致し方ない。6人競演というのが"お題"なので、そういう意味では、よくまとめたな、というのが印象。これで後世に残る名作が作れるわけはない。
しかし。。。
どう考えても、私生活は乱れに乱れている(想像だけど…)のに、広末涼子ってなんであんなに可愛いんだろう。騙されてしまう自分が哀しい。酒井法子もヤクチューだとわかってもやっぱり可憐だ。本当に男というのは莫迦だよね。。
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