遊川和彦脚本,南々井梢著(ノベライズ)・徳間文庫
1986年(昭和61年)から2020年(令和2年)までの34年間の3月のある1日を舞台にした物語。3年前に波瑠主演で映画化されたもののノベライズ。
高校生の桜は血友病の治療で薬害エイズが発症してしまう。その友人弥生と桜の想い人太郎の3人の付き合いが始まる。
高校を卒業するまで命の火を燃やすことができず、桜は逝ってしまう。残された弥生と太郎はお互いに想い合っていながら、あと一歩踏み込めないことで別々の道を歩んでしまう。
毎年訪れる3月。その1年々々で弥生と太郎はどう過ごしてきたか。
そして2011年3月11日。
2人の住む町も津波に襲われすべてのものが失われる。
それから10年。弥生と太郎は…。
波瑠好きなんで映画も観ています。その時の感想↓
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自分の30年前。もう結婚して長男が生まれていました(^_^;)。
自分の歴史でももしも…って思うことはあります。
カミさんと付き合っていなかったら…とか、結婚した後に出逢った人ともし今のカミさんより前に出逢っていたら…とか。でも時間は不可逆。運命は従容と受け入れるしかありません。もっとも子供たちは無事育ってくれたし、なんとなく趣味もできている今の状況は、自分としては上出来です。
皆さんはこの30年どうでしたか。