独自の進化を遂げた日本製アニメーション。その歴史の中で”エポックメーキング”と思われる6つの作品、すなわち
「宇宙戦艦ヤマト」
「機動戦士ガンダム」
アニメスタジオのスタジオジブリ
「AKIRA」と「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」
「新世紀エヴァンゲリオン」
そして「君の名は。」
を取り上げて、これらの作品がその後の作品にどのように影響を与えたかを解説しています。
自分のアニメ史とも合致するこれらの作品。こうして俯瞰してみると、アニメは卒業、と思う時に限って出逢ってしまった作品で、今だにアニメを観ています。今は、アニメに対する社会的偏見はさほど有りませんが、昔はいつまで経っても”テレビまんが”を卒業しないと言われたもんです。
でもヤマトやガンダムに大人のドラマに負けない深いテーマを感じ、AKIRAや攻殻機動隊で海外に認められ、ちょっと今までのロボットものと違うなと思っていたエヴァが何度も焼き直しをされて30年も続く作品になろうとは。
そしてこれまでのアニメ制作会社とは違う流れの中で突然変異的に登場した新海誠監督とその作品。
これらの作品を幹に広く枝葉を伸ばしているのが今の日本アニメの世界です。
日本初の連続TVアニメ「鉄腕アトム」が登場したのは、1963年1月。今年は60周年になる。私が65年生まれなので、既に生まれた時にあったアニメ。
物語の表現手段のひとつとして認知されたアニメーション。これからも素晴らしい作品が生まれてくるに違い有りません。