1976年3月松竹・広瀬襄監督。
岡田奈々。最近たまにTVに出ていますが、「俺たちの旅」とか「ゆうひが丘の総理大臣」などの青春ドラマに出ている頃、本当に好きでしたねぇ。可憐で、透明感があって。そんな彼女も53歳にもなるんだ…。でもいまだにTVとかで見るとあの頃の可愛い奈々ちゃんのままでびっくりします。そんな岡田奈々初主演映画が、「青春の構図」。アイドル映画の走りです。最近DVD化されました。
物語は、岡田奈々、秋野暢子、鹿沼えりの所属する大学のバスケット部が、コーチ(坂上二郎さん)のていたらくで、廃部の危機を迎えます。両親が亡くなり実家のガソリンスタンドの社長を兼務する岡田奈々ちゃんは、忙しく毎日を過ごしていて勉強も疎かに。ある日、フランス語?の授業に遅刻した奈々ちゃん。いきなり先生(犬塚弘)に指され、しどろもどろになっているところを、隣に座っていた加納竜に助けられる。加納竜は、当時絶大な人気を誇っていたイケメン俳優ですね。勉強もできていつもスマートな加納竜にみんなメロメロ。しかし、奈々ちゃん経営のGSの眼の前に大手資本のガソリンスタンドができるという事になり大問題に。しかもその経営者が加納竜だという…。
ま、話の流れはこの際どちらでもよい。これは岡田奈々を観るための映画。恋のライバルで、当時「愛と誠」で人気絶頂の早乙女愛とかも出てきます。丁度、「続・愛と誠」の後に公開された本作でも、雪山で遭難しかけた早乙女愛を加納竜が助けるシーンがあって、「愛と誠」を彷彿とさせる演出。次の「愛と誠 完結編」では太賀誠役を加納竜がやることになって加納竜ファンは狂喜したでしょう。。
秋野暢子も今バラエティに良く出ていますが、30年以上前なのに全然変わらないのには脱帽です。しかも岡田奈々ちゃんよりも全然バスケット上手いし。
ラスト近く、岡田奈々ちゃんは名曲「青春の坂道」を白いギター(!)をもって弾き語りします。これがまた可愛い。
岡田奈々の魅力全開のこの映画。ファン必見ですね。
予告編です。88分の映画で3分強の内容。ある意味これだけでも十分ww↓
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- 発売日: 2012/04/25
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