日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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では今日は洋画を…。

 今日もネタがないので、昨日に引き続きはてな今週のお題「人に薦めたい映画」に答えよーっと。
 8:2または9:1位で邦画メインの私ですが、洋画も見ないわけではありません。こないだも「BATTLESHIP」観に行ったし。でも、最近の映画よりもやっぱし古い映画が好きです。
 しかし、これまた万人受けするような作品ともなると難しい。勿論「バック・トゥ・ザ・フューチャー」とかすごく好きだし、これは万人受けすると思う。個人的には「スターウォーズ」が堪らなく好きですが、好き嫌い激しそうな作品。「インディジョーンズ」シリーズとかいいですね。DVDBOX持ってるけど、9月発売のBlu-rayBOX買っちゃうと思う。基本、ルーカスとスピルバーグは殆ど全作観てるし何見ても面白いです。チャップリンも好きですが、これまた今の若い人たちに受けるか微妙。。「アラビアのロレンス」や「2001年宇宙の旅」とかも好き。結構洋画観てるじゃん、俺。


 そんな中、ひとつ挙げるとすれば、「スティング」(1973年ユニバーサル映画・ジョージ・ロイ・ヒル監督)ですかね。恐らく洋画ではかなり回数観てる作品のうちのひとつ。
 最初に観た時は衝撃的でした。可愛い金髪碧眼のロバート・レッドフォードと、かっこいいポール・ニューマンスコット・ジョプリンのピアノがまたいい。
 第46回アカデミー作品賞も取っていて、ゆるぎない名作です。


 舞台は、1936年のシカゴ。詐欺師のフッカー(ロバートレッドフォード)が、詐欺の師匠である黒人ルーサーと組んで一人の男をはめ、まんまと大金をせしめるが、その金は大物ギャング、ロネガン(ロバート・ショウ)への上納金だった。ロネガンはルーサー宅に急襲し、ルーサーを殺す。そのかたきを討つため、伝説の詐欺師ヘンリー・ゴンドーフ(ポール・ニューマン)を訪ね、詐欺師を束ねて一世一代の詐欺を行いロネガンに復讐する、って話。
 ポール・ニューマンは、大物詐欺師というふれこみですが、実はその前に仕掛け(詐欺)に失敗をしFBIに追われる身。で今は情婦の経営するメリーゴーラウンド屋さん(!)で居候している。家の中、めいっぱいにメリーゴラウンド。その裏の部屋で呑んだくれて寝ているポールニューマンをたたき起すロバート・レッドフォード。洗面器いっぱいに氷を入れておもむろに顔を突っ込み目を覚ますポール・ニューマン。ひとつひとつのカットが計算されつくしてあって、無駄がなく、しかもかっこいい。
 復讐と言えば、相手を殺すのが常道なんでしょうが、何しろ詐欺師なので、殺人はしない。詐欺師の復讐は詐欺でってわけです。詐欺師とギャングって、ろくでもない奴らの話なんだけど、最後のどんでん返しがまた小気味よくスカッとする。
 何度も観て、ラストも知っているのにあの雰囲気が堪らなく好きで観てしまいます。
 
 同じ監督でロバート・レッドフォードポール・ニューマンによる前作のギャング映画「明日に向かって撃て」(1969年20世紀FOX)もアメリカンニューシネマの名作ですが、こちらは最後救いがないので好みが分かれるところ。嫌いではありませんが、やっぱ私的にはスティングに軍配。
 因みに監督、俳優を変えて「スティング2」という続編もありますが、こちらは観なくて良いです(苦笑)。ビデオは出ていましたがDVD未発売なので今はなかなか見ることが出来ません。ある意味、最低の続編として名高い…。でももう20年以上観ていないんで観てみたいかも。。

 「スティング」観てない人は、是非ご覧ください。間違いなくお勧めの1本です。