日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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和な1日。


 大学の時のゼミでは上代文学を専攻していて、そこで一緒にチームを組んでいた友人が和歌山県に住んでいます。
 その彼が、今地元の奉納踊りである戯瓢踊(けほんおどり)保存会で活動をしていて。その東京公演が「第62回民俗芸能大会」で行われるという連絡を頂き日本青年館まで行ってきました。東京で踊るのは歴史上初めてとのこと。

 彼の出番の前に福島県広瀬熊野神社御田植祭礼、山梨県甲州市の一之瀬高橋の春駒が上演されました。いずれも地域で大切に保存、伝承されている芸能で、その土地に行かねば見れないもの。なかなか貴重な踊りです。


 民俗芸能って聞き慣れない言葉。調べてみると、

 「民族それぞれの社会生活の中で,住民みずからが演者となって伝承してきたきわめて地域性の濃い演劇,舞踊,音楽の類をいう。いずれも,地域の生活・風土と結びついて伝承されるものだけに郷土色が濃く,そのため日本では郷土芸能,郷土芸術などと呼ばれる。この種の芸能は世界のどの民族にも存在するが,欧米のような,墨守よりも創造に情熱をかける国々では,いわゆるフォークダンスのようなものも自由に編作・創作の手が加えられて,昔ながらの伝統を残すものが少なくなっている。」(コトバンク


 こういった民俗芸能って東京ではもうあまり見られず、かと言って地方でも若い人がどんどん街に出てしまって存続することがとても難しくなっています。神様と人間との関係って、時代とともに変わっていくのかもしれないけど、人々の生活が土着の神々と寄り添っていた事を示す大切なものだと思う。残せるものなら残していきたいけど、どうかな、やっぱ難しいのかなぁ。


 とりあえず彼の出番まで観て、ロビーで十数年振りに再会。学生時代の友人って何年逢っていなくても逢ったとたんにその当時に戻れる。遊んでた時よりも逢ってない期間の方が長いのに不思議だね。


さて彼の公演を観た後、家に帰り弓の稽古に。明日試合だからある程度仕上げてないと周りに迷惑かけちゃうからね。最初は相変わらず全く中らず「こりゃやばいなぁ、明日休もうかなぁ」と思ってたんですが、後半絶好調。連続六中というのは自己最高記録。これも奉納踊のおかげ、かな。明日の本番まで持続してほしいもんですw