月が地球に最も近づいたときに、満月もしくは新月の形になった月の姿、またはその現象をスーパームーンといいます。
折しも本日、「重陽の節句」だったりして、しかも中秋の名月。駅でおばあちゃんがすすき持ってたのは、それでだったんですね。
しかし「スーパームーン」って、セーラームーンみたい。風情のかけらもない。
「重陽の節句」といっても、今の時代お祝いする人は皆無。ほかの節句はいまだに残ってるのに何で重陽の節句だけ消えたんでしょうね。五節句といって、
・人日の節句(正月七日)… 七種の節句とも。七草粥食う日。
・上巳の節句(三月三日)… 桃の節句ね。
・端午の節句(五月五日)… 男の子のお祝いするね。
・七夕の節句(七月七日)… 七夕ね。
そして、重陽の節句(九月九日)で「五節句」と呼ばれてました。
昔は奇数は縁起がよく、それが二つ並ぶ月日をお祝いする事で厄払いをしたそうで。特に九月九日は、一年最後の節句だから最も盛大に行われていたらしいです。で、重陽は何するかってーと観菊の宴とかやって、菊をめでたりするのです。
スーパームーンと菊を愛でつつ一献というのが今日の正しい過ごし方だったかも…。でも連荘の飲み会で肝臓もお疲れ気味。今日はアルコール抜きで…。