五節句のうちの一つ。
今日は重陽の節句です。あんまし知ってる人いないですね。お祝いもしないし。他の節句はいまだに残ってるのに何で重陽の節句だけ消えたのかなぁ。
・人日の節句(正月七日)… 七種の節句とも。七草粥食べます。
・上巳の節句(三月三日)… 桃の節句だね。女の子のお祝いをします。
・端午の節句(五月五日)… 男の子のお祝いします。
・七夕の節句(七月七日)… 星祭りとも
陰陽の思想では、奇数は吉数で、中でも9は一桁の中で最大の吉数ですから、本当はもっと大切にしないといけない日なんですが、風俗としては消えちゃいましたね。
何をするかというと、菊の花を飾ったり、菊の花びらを浮かべた酒を飲んだりして長寿を願ったりします。他の節句と比べても地味です。しかも日常からはかい離してお祝い事のみな感じで。これでは残らないです(^_^;)。
また、重陽の節句は、季節柄、”栗の節句”とも言われていて、栗ご飯を食べたりもします。秋らしい雰囲気の節句です。長寿を祈るという意味もあるそうですから、これからの高齢化社会にちょうど良い節句だから、盛り上がるとよいのですが。。