弓友会の講習会。
9日の日の支部講習会で受講者の方に指摘頂いた内容を「お年玉だよ」といってカードにしてくれました。
・離れがまっすぐに伸びている
・離れに勢いがある
・勝手(弦を持ってる手)離れ(をしている)
・大三の時に肩が上がっているよう(にみえる)
・会に入って身体が前後にぐらつく
・右手の矢を離すとき動作が大きい
・大三の弓手が低い
・離れは少し前離れ気味
・大三で弓手が下がっていました
・矢に勢いがありよかった
・手の内硬い。打ち起こし矢先高い。
・力強い
・手首折れる
・離れで弓手前に出る
まとめると、
打起こしが並行でなく弓手(左手)が高めなのに、中途半端なところで止めているから大三低い。離す時に前離れをしており、それをカバーする為勢いよく離している。しかし的に向かって伸びないといけないところ、手を後ろに振っていてなおかつ残身で両手が下がってる。
うーむ。全然ダメじゃん。
もっとも、いつも気にしているところをしっかり指摘されていて「やっぱりなぁ」と思う。全然直らない。結局週1,2回の練習じゃなかなか上手くなんないよなぁ。
弓道って、矢を飛ばすだけなら、1日でできるようになります。安土に届くようになるには数日は必要、とりあえず狙った的の近くに矢が着くようになるには数か月。だいたいここら辺まで来ればまぐれ中りが出ます。問題はそこからで、射た矢の半分くらいが中るようになるには、社会人だとなかなか練習できないから確実に週2回以上練習してちゃんと指導頂いても10年以上は掛かります。
今の私の的中率が大体3〜6割くらい。調子が良くて7割行くか行かないか。的中率を上げるには、何回射ても中る為の動作をする事。その中る動作の事を「射法八節」といって矢を射る流れに従い8個に分けて説明されています。ところが人間の体というのはふにゃふにゃで、しかもその通りやってるつもりでも細かなところが毎回同じに納まってくれていない。そうすると矢どころ(着弾)が乱れて、中ったり中らなかったりするわけ。
いつになったら百発百中になるんだろうか。徒に中りを求めることは良くないって言われますけど、ちゃんとした動作を理解して中る様になることを意識しるえばよいのではないかと。
理想的なのは、誰が見ても「美しい」と思ってもらえる行射でしっかりと的中を出せること。
講習会後の飲み会でも散々センセーに扱き下ろされ、意気消沈。「2月駄目なら、OK出すまで受審禁止」とまで…。それは良いのですが、そういう時はセンセー、「とにかく頑張れ!」と励ますもんですよ…(^_^;)。