日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「ゴジラとエヴァンゲリオン」

ゴジラとエヴァンゲリオン (新潮新書)
 永山靖生著・新潮新書
 12年ぶりの国産ゴジラは、想定以上の大ヒットとなって関係者大喜びではないかとご推察申し上げます。ヒットするとこの手の便乗本が出るのは出版業界の常識。出版が映画公開のちょっと前ですから、ここまでのヒットを予見した編集者に軍配です。
 
 内容的には、エヴァンゲリオンを中心とした庵野作品と、ゴジラ第1作からこれまでのゴジラ映画・日本の特撮作品を振り返って「シン・ゴジラ」の作劇につなげる解説書となっています。ですので、今回初めてまともにゴジラ映画を観た人、庵野作品に触れた人で、庵野作品、ゴジラに興味を持った人の入門書としてはサクッと読めるので良いと思います。

 私的には、30年来の特撮ファン、庵野作品はエヴァからだけど、実はナウシカ王立宇宙軍も八岐之大蛇の逆襲も帰ってきたウルトラマン(DAICON版)も庵野を意識せずみていましたので、私的には特に目新しい情報もなく、私以上のコアなファンはたくさんいるでしょうが、そういう人に向けた本ではありません。もっとも新潮新書が、気楽に読めるというのがスタンスだと思いますので、これはこれであり。

ゴジラとエヴァンゲリオン (新潮新書)

ゴジラとエヴァンゲリオン (新潮新書)