平成最後の(しつこい!)2月が終わりました。
チコちゃんの質問で「大人になるとあっという間に1年が過ぎるのはなぜ?」というのがあって、答は「トキメキがなくなったから」でした。
ショートドラマでは、ハンバーグを前に子供は「わーハンバーグだー、うれしいなー、美味しいなー、どーやってできてるんだろー、付け合わせの人参が星形だー、かわいいなー」みたいにちょっとしたことでも関心を持って"体験"をしている。ところが大人はハンバーグごときでそこまで心を動かさない。
大人は自分を守る殻を身に付けている。ちょっとした事では傷つかないようになる。それはこれまでの人生の中で沢山傷ついてそれが瘡蓋になっているから。殻があるから、ちょっとした事で傷つかないし、心が動かない。
それは自分を守る事なのですが、一方で吸収力も失くしてしまっている事にもなります。時間が早く過ぎることは、右から左に忘却する事で次の事柄に作業的に進むことができます。
しかしそれと同時に、若さも失われていきます。大切なのは、目の前にあることを”知っている事”として片付けない事。
どんなことにもときめきを感じることが大切。それが若さを保つ秘訣かもしれません。