朝は晴れていたけど、天気予報はずっと雨。確かに雲は多く、いつ降り出してもおかしくない感じ。なので結局練習に行けず、今日も1日引きこもり…。
終戦の日の今日、正午の時報とともに黙祷を捧げる。
74回目だけど、戦後20年してから生まれた私にとって戦争は、TVやスクリーンや本の中でのこと。「戦争を知らない子供たち」も既にこんな歳になってしまった。
戦争経験者の親は既になく、あの戦争を知っている人は周りにほとんどいない。いたとしても戦争経験者は当時の事を語りたがらない。従軍した人は、今の尺度では到底考えられないような事をしていた(せざるを得なかった)からか、想像を超えた地獄を尚更語ろうとはしない。
小さい頃は興味もなかったし、親に話を聞けば「自分たちは大変だった」だの「お前たちは恵まれてる」だの、批判の材料にされる戦時中の話は聞きたくもなかったけど、今となってみれば、我慢強く聞いてあげればよかったとも思う。
恵まれている。
確かにそうなんでしょう。着るもの食べるもの苦労をするということはなかったし、何より命の危険に晒されるってこともなかった。死はまったく身近にはなく、爆弾、焼夷弾、機銃掃射に怯える日々もない。
今も世界のどこかで戦争があって、74年前の父母と同じような経験をしている人がいる。
1年に1回、終戦記念日の今日くらいは、過去の戦争や今も苦しんでいる世界中の人に想いを馳せ、日本だけでなく世界中が平和になるよう祈ってもよいかもです。