平成に続いて、令和の即位礼正殿之儀が観れたのは僥倖でした。
午前9時、「即位礼当日賢所大前之儀」(賢所に祭られた天照大神に天皇陛下が即位礼を行うことを奉告する儀式)に臨まれました。
午後1時、昨日からの雨が降り続く中、正殿之儀が始まると晴れ間が見えてきた。更に寿ぐかの如く千代田区では皇居を跨ぐように虹まで出たそう。雨が続く今日、東京の晴れ間は正殿之儀前後のわずか9分間だけだったとか。皇孫の面目躍如、リアル「天気の子」です♪
一方で反天皇制の方々は多額の税金を使う一連の行事に対して「政教分離の原則」に適っていない、と気勢を上げる。
ばっかじゃない?と思います。
終戦後、天皇は現人神から日本国及び日本国民統合の象徴としての天皇となった。国民の総意に基づく日本の代表なわけだから、任命された総理大臣を高御座から”見下ろす位置”にいても何ら問題はない。
126代もの間、歴史や伝統を継承している家は、もしかしたらあるかもしれないけど、その歴史がはっきりとしているっていう意味で、日本を代表する家ということでいいと私は思います。
しかしながら男系(Y染色体)の家督継承は、風前の灯火。皇位継承第2位の秋篠宮は53歳。第2位は秋篠宮の子悠仁親王。第3位は昭和天皇の子で常陸宮で御年83歳。昔は側室を立ててたり、華族制度があったからなんとかなったけど、こんな状況で皇室存続はとても厳しい。
暴論を承知で、皇室は側室を認めてもいいと思います。
125代におよぶ天皇のうち、約半分が側室の子で、直近、といっても過去400年間では側室の子どもではない天皇は109代の明正天皇、124代の昭和天皇、125代の前天皇の3人のみなわけで、一夫一婦制では、女子ばかり生まれるなんてのはよくある事。女系天皇でもいいって人は、皇統を理解していないとしか言いようがない。これは考えが古いとか新しいとかいう問題ではありません。男系女子の女性天皇はありだと思います。やっぱ父系を辿ると初代(神武天皇)まで遡れるってのは重要な要素だと思います。
とはいえ、側室制度は天皇家といっても日本人には理解されにくい(なんで天皇は側室持てて、一般ピープルは持てないんだとか、莫迦なことをいう人は一定数いる)し、かといって既に皇籍離脱して一般人となった人をを復帰させるのも難しい。一方で日本人として皇室はやっぱり続いてほしい。。難しい問題です。
今日の即位礼での奇跡を皇統存続でも発揮してほしいなぁ。
改めて令和、穏やかな時代でありますように。