死は常に身近にある。
人は案外脆いもので、ちょっとしたことですぐ死んでしまいます。
5歳くらいまでは、大人の庇護がなければだいたい死んじゃいます。
大人だって、ちょっとした事故で、あたりどころが悪ければ死ぬし、餅をのどに詰まらせても死んじゃう。コロナじゃなくても風邪をこじらせて死んじゃうこともある。
死ぬのはいつでもできる。だから自殺を肯定しない。絶対。
相談をしてくれれば…という人がいる。
でも、相談できる悩みというのは、既に自分の中で答えを持っている悩みだと思う。相談できないから、自分で悩み死を選んでしまう。
勢いで自死を選んでしまうってこともあると思うけど、死を天秤にかけるほどの悩みを受け止めることのできる人なんていない。
生きていてもいいことなんてそう多くはない。どちらかというと辛いことの方が多い。悩みも多い。人生なんて切れ目のない悩みの連続。
それでも生きているのは、100個辛いことがあった後に1個だけいいことがあったりするから。それが1000個辛かったり、10000個辛いことだったりしても、もしかしたら次の瞬間いいことがあるかもと思うから。
闇にこころを支配されてしまうと、光が見えなくなる。ほんの小さな光であっても、そこに光を見出すことができれば人は死なない。
心を光に向けよう。在るか無いかのか弱い光でも、そこに光がある限り人は生きていけると思う。
三浦春馬君。享年30、夭折。
辛かったんだろうなぁ。