巻頭特集は、1964年の東京オリンピックをはじめとした、昭和期のイベントの数々。70年の大阪万博、沖縄海洋博に、つくば科学博。身近なところでは、ヒーローアトラクション。木下大サーカスに、スーパーカーショー。パンダやモナ・リザなんていうのも国民こぞって観に行くイベントでした。「宇宙戦艦ヤマト」劇場公開から始まった初日の徹夜待ちなんていうのもイベントでした。
最も私は、地方(と言っても関東だけど)だったせいか、オリンピックは生まれる前だから無理だとしても、ほとんどのイベントに行ったことありません。科学博に2回いったくらい。親がかりの身で東京でのイベントに参加するには親の許可が必要(お小遣いも)だったというのも大きい。
そもそもうちの親がこういう国を挙げてのイベントや流行り事が好きじゃなかったみたいで、プロ野球すら球場で観たことありません。昭和のイベントって出資である親の興味の有無で参加不参加が決まります。そういう”ライブ感”的な原体験が幼少期にないものだから、今でもあまり食指をそそられないのかもしれないのは、人生損していると思いますが、今更取り戻せるものではありません。科学博に2回いったのも家族ではなく友人とでした。映画の初日並びも「ヤマトよ永遠に」「サイボーグ009超銀河伝説」くらい。「ヤマトよ永遠に」は森雪のセルを貰えて狂喜したのを憶えています。
連載特集「夢、あふれていた俺たちの時代」は昭和48年。
フジテレビの5分番組「クレクレタコラ」、「危険なふたり」大ヒット「沢田研二」、石立鉄男のホームドラマ「雑居時代」。雑居時代は「気になる嫁さん」「パパと呼ばないで」に続く日テレ石立鉄男主演のホームコメディドラマで見てましたねぇ。大原麗子と石立鉄男がくっつくんだけど、四女の冬子をやっていた山口いづみがすごくきれいで好きでした。主題歌「そよ風のように」も山口いづみ歌ってました。当時まだ小学校3年生ですが美人好きだったんです。
何ともほろ苦い思い出ばかりの特集号でした…(^^;)。