夏休み初日は、21日の遠的大会の為に個人練習してきました。
誰もいなかったので遠的場は貸切状態。2時間で420円。公営の弓道場は安くて良いです。
ゴルフの打ちっぱなしだったら打った玉を取りに行く事はないけど、矢は打ちっぱなしってわけには行かないから、6射して、60m先に取りに行くの繰り返し。計58射(1回だけ4矢)13往復ってことは、1,560m歩いたってことかー。
しかも小金井弓道場遠的場は、60m先に的を立てており後ろはフィールドだから、的を外すと探すのが大変。なので、実際は2km以上歩いてる。とはいえ、ほとんど後ろには行かなかかったけど。
遠的は結構中たります。ただなかなか矢がまとまってくれなくて、最後の3回くらいでやっと70cmくらいにまとまってきました。
遠的好きなんですよ。遠的は試合が基本なので所作を細かく言われることはなくとにかく的中を求められます。しかも、弓矢本来の”遠くへ飛ばして的に中てる”事が遠的でもっとも大切なこと。
もちろん近的の基本ができることが遠的で矢を飛ばす為に必要ではあります。
ただ、近的で悩んだ時は遠的をするのっていい気分転換になると思うんです。なのに、近的オンリーの人がうちの会では多くて、弓道の楽しさの半分も経験していないと思います。
離した瞬間に結果が出る近的と、ちょっと数秒後に的に中った音がする遠的。しかも射位(弓を射る位置)からはどこに中ったかよく見えないので、矢取りに行った時に初めて「ここだったかー」という楽しみもある。
遠的やればいいのに。
正直、ちまちま細かい近的よりも遠的のほうが好きです。あ、近的、大切なのはわかっていますけどね。