地震というと日本の専売特許みたいな感じですけど、プレート境界の近くにある国は結構あって、トルコはそのひとつ。
トルコは、
エーゲ海プレート
アフリカプレート
アラビアプレート
アナトリアプレート
の4つのプレートの影響を受ける。今回は、アナトリアプレートとアラビアプレートの境界の東アナトリア断層に沿って地震が起きた。
そんな地震大国なのに、なんで日本みたいに耐震構造の建物が発展しなかったんでしょうね。
日本は、
ユーラシアプレート
フィリピン海プレート
北米プレート
の下に太平洋プレートが潜り込んでいて、特に太平洋プレートとフィリピン海プレート、北米プレートの境界で起きると地震よりも大きな被害をもたらす大津波となって押し寄せる。
造山運動で出来上がった島国なので、プレート型地震だけでなく、断層地震も多く建国以来たくさんの大地震に見舞われてきた。
その結果耐震技術の向上はもとより、ある種死生観みたいなものが遺伝子に刻み込まれているのが日本人だと思います。
災害にあっても暴動とか起こさない。復興にあたっては皆で協力しあって粛々と対応する。
天災は避けられないけど、天災にあってからが人として試される。
乗り越えられない試練は神様は与えないという。ほんとか…。
でもま、そういう気持ちでいないと心折れちゃいますよね。
トルコの人たち、頑張ってください。