日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

カリオストロの野暮な話。

何度目かの「ルパン三世カリオストロの城」。金曜ロードショーでやっていたのでやっぱり観てしまいました♪
もうね、セリフもBGMが入るタイミングもカット割りも全部覚えているくらい何度も々々観ています。
そもそもアニメに整合性を求めることは野暮で、動きとストーリー展開と伏線の回収がある程度できていればよいのですが、今回久しぶりに見ていて、物語の根本でちょっと引っかかることがありました。

ルパンは、クラリスを救うためにカリオストロ伯爵に戦いを挑みます。クラリスを自由にすることがルパンの行動の基本であるのですが、副次的にカリオストロの”秘密のお宝”の謎があります。
秘密のお宝は、湖に沈んだ古代ローマの街なわけですけど、ちょっとまって。
カリオストロの湖は無茶苦茶キレイ。当然水底まで見えるでしょう。ということは、水底に古代ローマの街があるってことは水を抜く前からみんな知っていたんじゃないかな。
それが水を抜いて初めて「こんなものがあったとはな」的なことをルパンは言っている。
水を抜くことで観光資源となるでしょうけど、逆に水底に眠る古代ローマの街というのもそれはそれで充分観光資源になるんじゃないでしょうか。
カリオストロは中世の街並みで、現代に比べると大した科学力はないように思えますが、城内にはレーザーによる防衛システム、オートジャイロのような乗り物、さらに言えば本物と寸分の違いもない偽札を作る技術など、オーバーテクノロジー満載の国。指輪を嵌めると動き出す時計台やからくり箱のような城の構造もなかなかにすごい技術力のある国なのだから、湖の中にある古代ローマの街も既知のことだったと思うんですよね。

知らなかったのは観客のみ。だから観客はラストシーンで古代ローマの街が出てくると驚く。

それと、最後の時計塔でのルパンと伯爵の戦いでルパンは時計塔の歯車を結構な勢いで外し壊してるんですよね。でも最後に伯爵が指輪を穴に納めた時にちゃんと動いて12時を指す。ま、必要な歯車に影響が出なかったとも考えられますが。

あと、最後不二子が偽札の原版をバイクのサイドバックに無造作に詰め込んで去っていくところもいつも気になります。
金属でできているっぽい偽札の原版、かなり細かく彫られているもののはず。バイクの振動で擦れたりして使い物にならなくなっちゃうよー。

とまぁ文句言ってるようですけど、私の中で不動のアニメベスト5であることには変わりありませんし、円盤持っててもTVでやれば今回のように毎回観てしまいます。

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