「ルパン三世 カリオストロの城」ルパン三世のアニメ映画第2作目。今日何回目かのTV放映でした。
1979年制作だからなんと37年前です。まったく古さを感じさせないのは本当にすごい。しかも、名場面だらけ。
ロードショウの時は観ておらず、その後名画座で観た。ビデオ、DVDでも何度も観ている。おかげさまで台詞、カット割りもすべて覚えています。それでもTV放映されるたびに観ちゃう。ナウシカとラピュタも同じように観ちゃう。
何度もTVにかけてもらえる作品は幸せだ。同じ年にアニメ映画では8月に「銀河鉄道999」9月に「エースをねらえ!」をやっているけど、まったくTVでやることはない。あ、悪名高き「未来少年コナン」の改悪編集版もこの年ですねぇ。
しかし、この作品のルパンは、TVシリーズのルパンじゃない。どちらかというと、「未来少年コナン」とのハイブリットのようなキャラクター。「ルパン三世」って、原作者のモンキーパンチの広い心があって初めて生きながらえている作品だと改めて思います。作品毎に造形は勿論、性格まで変えても何も言わないのはすごい。もっともそうやってルパンに限らずそのほかの主要キャラクターに新たな性格付けがされるというのも珍しいドラマ化もしれません。
ルパンフリークの方には上記のような理由であまり好まれていないとも言われていますが、カリ城が駄作ということは決してなく、むしろ1本の映画としては完璧に完成された名作です。まぁルパンじゃないもんあぁ。
私的には、「ルパン三世」はやっぱ第1シリーズが好きですが、未来少年コナンが好きだったこともあり、カリ城は基本的に大好きですね。
カリ城観て「未来少年コナン」を知らないって人も今の若い人にはいるかもしれない。是非見てほしいです、コナン。名探偵じゃない方のw勿論TVの方、間違っても映画版を観てはいけませんww
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