鬱々とした時期を過ぎ、なんか色々と前向きになってきた。
勿論、薬のおかげだったり、会社、上司、同僚の配慮のおかげなんですけど、間違いなく平静を取り戻しつつあります。
で齢５９にして初めてコンタクトレンズ着用に踏み切りました。
眼鏡を付けるようになったのは中学校2年の時。中1の時の健康診断で、右1.5 左0.5と診断されて、自分的にはちょっと見難いな程度だったんですけど、このままだと斜視になるといわれ、結局眼鏡を作ることに。
以降よかった右目も徐々に悪くなり、現在裸眼では0.06、0.04となってしまいました。
その後、年を重ねると今度は近いものも見えなくなる老眼症状もでてしまい、もうコンタクトを着ける気は全然ありませんでした。
そもそもまだ若い頃は、コンタクトレンズと言えばハードコンタクトしかなく、薄いガラスを目の中に入れるなんて怖かったのと、落ちてなくしてしまうなんて話もよく聞いていました。
それからソフトコンタクトレンズも出てきたけど、目の中にレンズを入れることへの抵抗、それに私、目が小さいので合うレンズがないと思い込んでいたこと。ソフトコンタクトレンズって煮沸消毒しないといけないとかありました。
あと寝る時に外さないと失明するとか言われていてそれも怖かった。
今は連続装用とか１day使い捨てなんかもずいぶん安くなり、手が出しやすくなりました。
問題は恐怖感ですけど、コンタクト歴45年のカミさんに聞いたら「慣れよ、慣れ」と心強い言葉。
あとは、関係あるようなないようななんですけど最近読んだ「デスハンター」の主人公田村俊夫はハンター選抜試験の際に眼を失い義眼となりますが、ある意味コンタクトは”サイボーグ”に近い感じ。サイボーグは憧れなんですよね。
一番の理由は、最近弓道をしている時に前髪を払うようになり、以前も書きましたが、酷い時は眼鏡を飛ばしてしまう様になったこと。
原因はわかっているんですが、なかなか直らなくて、そのうち”引き分け””会”で身体を引いてしまう様になってしまい、狙ったところに矢が行かなくなった。
コンタクトにすれば、その怖さもなくなるのではないかというのが理由です。
今日初めてコンタクトで弓を引きました。しかし目の使い方に慣れなくて、全然うまくいきませんでした。
この年で新しい事に挑戦するとは思いませんでした。
こういう積み重ねも平常に戻る一歩と信じてます。
