日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

旧・日々雑感③

今年の夏のマイ(ホーム)ブームはホラーでした。
まだ継続中ですが…。

まずは富士急ハイランドのギネスもんのお化け屋敷
「超戦慄迷宮」は怖かったぞぉ。
コンテンツの中にも書いたが『呪怨』はビデオシリーズと
映画第1作を立て続けに観たのち、夫婦で『呪怨2』を
封切2日目に観にいった。
夜は、稲川淳二の恐怖CDを聞きながら夢の中へ。
と、ココまでやると出てくるんですねー。
幽霊が…。
あ、勿論夢の中ですが。
もう、うなされるうなされる(爆)。

いい加減にしてほしいぞ。マイブーム。
でも、今日もみてしまった『本当になった怖い話3』
でも、はっきしいって、
呪怨には遠く及びません。

それくらい怖いっす。
マジお勧めですが、
決して一人では観ないで下さい(って何のコピーだっけ?)。


―☆―
富士急ハイランド行ったのはもう3年も前なのかー。最初は天気良かったんだけど、途中から雨が降ってきて、ドドンパもフジヤマも乗れなかった。考えてみれば、超戦慄迷宮もガンダムライドも屋内ライドだったので先に屋外絶叫系の乗り物乗っとけば良かった。もっとも、ザブーンはびちゃびちゃに濡れるので、雨の中でも関係なかったなぁ。
(2006/08/16)

――☆――


旧HPでは、「最近読んだ本」「最近見た映画」というコーナーを作っていました。結局めんどくさくなって、5回くらいでやめてしまいましたが、せっかくなので、これもup順に移していこうと思います。

―☆―


『てのひらの闇』 藤原伊織

『テロリストのパラソル』で、直木賞江戸川乱歩賞を受賞した藤原伊織は、その賞金をもってしても借金がなくならなかったという豪傑だ。江戸川乱歩賞の賞金はなんと1000万円!いくら超一流広告代理店勤務とはいえ、その遊びっぷりに遠く足元にも及ばない私であった。
にしてもだ、サラリーマンを続けながら作家として成功するというのは誠に羨ましい限り。
2足の草鞋で有名なのは「シクラメンのかほり」の小椋佳だが、この人は銀行の支店長とかやりながらシンガーソングライターやってたりしたわけだ。

で、『てのひらの闇』。
飲料会社の宣伝課長である主人公は会社の会長から、人命救助を撮影したビデオを渡されて
自社の広告に使用出来ないか打診があった。元々主人公は広告会社から転職して変り種。そのビデオがCG合成だと気付き、会長に報告した夜、会長が自殺。その原因を突き止めるために奔走するが、そこで会長の過去がわかってくると同時に主人公の過去も明らかになってゆく。

藤原伊織の描く主人公は、揃いもそろって社会不適応者が多い。
この主人公も同様なのだが、これがなかなか魅力的なのだ。
会社勤めなどをしていると納得のいかないことがそれこそ日常茶飯事ある。
自己主張を容認するする振りをしながら、絶対に認めない。
意見をいう時は根回しをきちんとした上で。
あーそんな会社生活からトリップさせてくれる作品が多いんだな。

(02.文春文庫版)