日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

「急げ! 若者 tomorrow never waits」

hee2010-01-10



をやっと観ることができました。36年ぶり。
知らないだろうなぁ。フォーリーブス1974年の映画。
先日、っつっても半年位前に「恐怖の幽霊屋敷・血を吸う人形」を観に行った、よみうりランド前駅のシネマバー「グリソムギャング」でニュープリント上映会に参加。冒頭、監督の小谷承靖さんのご挨拶がありました。
映画は、85分の中篇。36年も前の作品ですが、ニュープリントのおかげで古い映画特有の雨も退色もなく、すごくきれい。
何ゆえこの映画をそんなに観たかったのか。初演当時は9歳。ってことは小学校3年に観たんです映画館で。で、フォーリーブスがどうやって出来たのかっていうストーリーとラスト北公次がやくざにさされて絶命するシーンが衝撃的でかなりのトラウマ。当時、ラストにNEWフォーリーブス(もちろんホンモノのフォーリーブス)のコンサートシーンが空撮で映り、コーちゃんを失い3人になってしまった元祖フォーリーブスは背を向けて去ってゆくシーンを観て、幼心に「あーそーか。フォーリーブス誕生にはこういうバックストーリーが本当にあって、それを映画化したんだな」と思ってしまったわけ。今となっては、すべてフィクションだと理解しているのですが、そのころの私は純粋だったんです。
観てみれば、36年前の記憶がいかにいい加減かをひしひしと感じました。細部はまったく憶えていないし、準主役なのに郷ひろみが出ていたことすら忘れてました。そのくせ日色ともゑ四葉のクローバーを見つけたことがきっかけでフォーリーブスという名前になったこととかは鮮明に覚えていたりして。それとコーちゃんが刺された時は椿三十郎のラストシーン並にビューっと出血したと思ってたら、意外と地味な出血シーンでした。ただやくざが執拗にコーちゃんのお腹に刺したドスをグリグリやるのは観ていて「こりゃ助からねーよな」と思わせるリアルなものでした。 
20席位のほんとにミニミニシアターなんですが、参加された皆さんは、往年のファンだったと思われる妙齢の淑女(一部紳士も)ばかり。おそらく私が一番下だったんじゃなかろうか。。
これDVDにならないかなぁ。手元に置いときたい1本です。
上映を主催されました皆さんありがとうございました。