ウイルス拡散防止の為、弓道練習場がある2か所ともこの日曜日は全館休館。雨だったこともあり、不幸中の幸いでしたが、大手を振って引きこもって映画三昧。
昨日深夜はアマプラで「新仁義なき戦い 組長の首」を。75年東映、深作欣二監督。
「仁義なき戦い」5部作は以前観ており、「新-」は実録でない為未見でした。
先日「万華鏡の女―ひし美ゆり子」を読んで、「新-」の2作目「組長の首」に出ている事を知り、アマプラにあるかと探したらあったので、つい。「ウルトラセブン」が終わったのが1968年。この映画が75年だから、7年後ってこと。
思わず「アンヌ隊員は、セブンがパンドンに敗れウルトラの星に帰って行った後、ウルトラ警備隊(地球防衛軍)退官し、北九州のやくざの情婦になっていた」といらん妄想をしてしまいました。。
惜しげもなくさらす肢体、次々と男を変えていくがその男どもは必ず死んでしまう。なんという”さげまん”ぶり。よく考えたらセブンも満身創痍で地球を去っていったもんなぁ。魅力的な悪女です。
そしてやくざもの中で一番好きな映画「極道渡世の素敵な面々」88年東映・和泉聖治監督。
陣内孝則主演の80年代ニューウェーブのやくざ映画。最初に観たのはレンタルビデオでしたが、DVD持っていてたまに観てます。恐らく10回以上は観てるくらい好きな作品。
「新仁義なき戦い 組長の首」に出ていた室田日出男と成田三樹夫が出ていて、室田日出男は、幹部役なので「新ー」と同じ印象ですが、成田三樹夫は、陣内と刑務所で知り合ったインテリチンピラで、”占有物件”を陣内に教える役どころ。額の広い成田三樹夫は頭のいいやくざというイメージが常に付きまとってますね。
70年代と80年代でやくざものの映画は大きく変わりました。粗削りだけど勢いのある70年代のやくざものも決して嫌いではありませんが、「竜二」に始まる80年代の新しいやくざものは、単に乱暴なだけではないので結構好きです。
- 発売日: 2018/05/09
- メディア: Blu-ray