日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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「アニメ ジェネレーション」

を読む。井上静 社会批評社。社会批評社って出版社はじめて聞いたわ。
先日BOOKOFFで買った本。既に絶版。
2004年初版で、おそらく第2版はされていないんじゃないだろうか?
だって、2004年なんて、ガンダムブームですら過去のものだしエヴァブームだって一段落した頃。今更ヤマトのこと書いたって読む人なんかいないんじゃない?
サブタイトルは「ヤマトからガンダムへのアニメ文化論」となっているけど、9割がたヤマトのことだし。
第1作目から完結編までを当時の文化的側面から何故ヤマトはああいう物語になったのかを丁寧に書いている。
アニメジェネレーション。
少なくとも私の場合、SF好きだったり、NHK少年ドラマシリーズ好きっって下地はあったにせよ、ヤマトがなければ、アニメにはまることはなかっただろうし、そう考えると正に"アニメ世代(ジェネレーション)"に違いない。
面白いのは、TV版のヤマト2と完結編を絶賛しているところ。特に完結編の作劇はすばらしいと。
・・・そうか?とココで疑問を持たざるを得ないのは、好きといいつつも私的には、"さらば"でヤマトを終わらせているから。"さらば"以降の話は、すべて惰性で見ている感じ?
とはいえ、夢とロマンを乗せて宇宙を往くヤマトを大きなスクリーンで見ることだけで満足だったりするので、多少の矛盾などドーデもよかったりする。

「ヤマト復活編第2部」はちゃんと制作されるんだろーか?雪はどーなっちゃったのだろう。ちゃんと作ってね、西崎さん。

アニメジェネレーション―ヤマトからガンダムへのアニメ文化論

アニメジェネレーション―ヤマトからガンダムへのアニメ文化論