「宇宙戦艦ヤマト2199」シリーズ最新作。
コロナ禍で数度の上映延期がされていた「宇宙戦艦ヤマト新たなる旅立ち」のリメイク。前後編2部作の前章がやっと公開されました。
オリジナル版は1979年にTV放送。2時間のアニメ新作が放送されるということが珍しい時代で、それがヤマトですから視聴率も30%を越え大きな話題になりました。
「さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち」で頂点を迎えたヤマトシリーズは、そのTV版「宇宙戦艦ヤマト2」で、「さらばー」とは違う主要メンバーが生き残る別の世界線を進みました。「―新たなる旅立ち」は。そちらの続編ということで、以降「ヤマトよ永遠に」TVシリーズ「ーIII」そして「―完結編」、更に「-復活編」まで続きます。
「-2199」とその続編「-2202愛の戦士たち」は、旧作を踏襲しつつも、新しい物語となり、「2202」の商業的成功もあって続編の「-新たなる旅立ち」もリメイクされることに。
全2作は、TVフォーマットに従いそれぞれ全26話構成(映画公開は全7章)、今回の「-新たなる旅立ち」は公開は前後編2章(TVフォーマットでは8話?)計約3時間となりオリジナルよりも約倍の長さ。
先週公開されて、ムビチケ購入済だったので、早く観たかったのですがやっとみることができました。
オリジナル版は、TVスペシャル(西崎義展は”テレフィーチャ―”と言ってました)、正味約90分ですから、ストーリーも雑で、ガミラス本星消滅、スターシャ死亡、スターシャと古代守の子供サーシャ登場など盛りだくさん。これを倍の時間にしてどうリメイクするか。
旧作で初登場した北野は、「-2199」から登場、イスカンダル行きのヤマトに乗艦しているので古参の乗組員になってる。古代守は「-2199」編で既に死亡と、若干のキャラクターの違いがある。
そこで主役級で登場してきた「宇宙戦艦ヤマトIII」での主人公土門竜介他、「-2202」でヤマトに乗艦していなかったメンバーや旧作の「新たなる旅立ち」「-III」からのキャラクターが出てきます。
ストーリーは、ほぼ旧作をなぞる感じです。とはいえ、もともと「-2199」「-2202」が旧作とは異なりますので、勿論全く同じにはならず、大きな代償を払って復活した古代の想いは物語の重要な柱に。
今回のヤマトの旅は、ヤマト1艦ではなく真田さんが艦長を務める「戦闘空母ヒュウガ」と森雪が艦長を務める「補給母艦アスカ」の2艦を随行。「ヤマト1艦だけ無双」という状態からの大きな変化です。
地球からの発進は旧作同様水上から。ここで旧作と同じささきいさお「ヤマト!!新たなる旅立ち」が流れる。感動でした。
ガミラス本星の地下資源採掘シーンも、よりスペクタクル度が増し、更にその後の戦闘も。そしてヤマトがデスラーの加勢に来るところ。いやー、「-2202」は、「さらば―」「-2」をこねくり回しすぎて不安でしたが、今回の続編はとってもいい感じです♪
後章は、2月公開。ポスター付のムビチケも購入済。楽しみです。
(冒頭14分)※おそらく期間限定公開。
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