日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

雨、放射能

 ここ数日、台風の影響で雨が続いています。昨日は、中央本線が止まり、研修に来られていた甲府の方が帰れなくて新宿駅に停車したあずさ車内で一夜を過ごしたらしい。ごめんね。
 で、この原発放射能騒ぎで思いだされるのは、NHK少年ドラマシリーズの「なぞの転校生」で、次元ジプシー山沢典夫が語る「放射能の雨」の話。
 山沢典夫は、大阪の中学校に転校してきた不思議な少年。頭脳明晰学力優秀だけど、暴力を極端に嫌う。それと、雨。ある日雨が降りそうな空を見て早退しようとする。まわりの人が問うと、雨の中に放射能が混じっているからだという。


 「あの雨の中には原水爆実験による放射能が含まれている…ぼくは、それがこわいんだ…致命的なんだ…。な、この世界でいちばんこわいのはなんだ?それは科学の行き過ぎによる人類の自滅じゃないか…みんな、気にしていないらしいが、雨の中の放射能だって、どれだけおそろしいものか…それを考えたことはないのか。」
 そんなバカなこと、とクラスメート達は一蹴するが、彼の恐れようは尋常ではない。彼は、原水爆戦争で滅びかけた、私たちの住む世界とは異なる世界(パラレルワールド?)から命からがら逃げてきたのだ。
更に彼はこう言ってクラスメート達をなじる。「鈍感だよ!豚よりも鈍いな、君たちは!」

※音楽だけyoutubeにありました。コンビナートの空撮が目に浮かびます。


 なんだか、ここのところ毎日なんとかシーベルトだの、放射能汚染牛だの物騒な話が日常になって鈍感さに磨きがかかっている気がします。政府のもっともらしい言い訳も今や誰も信じていません。原爆実験じゃないけど間違いなく以前よりは多い放射能を浴びている今の状況が決して良いわけはないでしょう。とはいえ、次元ジプシーじゃないから逃げるわけにもいかないし。
 こうなったら、日本人は放射能の影響でミュータント化して、異常に高い能力を得、世界政府を樹立なんて楽観論はいかがでしょう。その前に子孫が絶えて滅びる運命か…。


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