今年は、明日から16日までの5日間が、既定の夏季休暇ですが、節電対策の為17−19日も出来る限り休むよう指示が来ています。この3日間を休むと、夢の10連休となるのですが、そういうわけにいかず、19日は出社してまいります。それでも7連休は確保。長い休みですが特に予定は有りません。
昨日、首都圏は猛暑で、電力需要が逼迫しているとのことで、緊急対策としてビルの1フロアを完全にロックアウトし、電力供給を止める、通称「もぬけの殻作戦」が決行されました。ターゲットになったのは、私のいる9階。3時から別フロアで会議があったので、私は2時間程度でしたが、PCは持って下の別部署のはいってるフロアに行ったものの、結局9Fの自分の机に戻ること5回。こんなことをしなければ使わなかったエレベーターを稼働している方が個人的には電力使いましたわ。
ここのところ毎年猛暑で、そこに来て国を挙げての節電対策。私的な意見ですがちょっとやりすぎじゃないかなぁと思います。
そもそも、電気は貯めることができない。時間に合わせて発電量を決めて送電をしているのですが、最大送電量がリミットを越えそうなのは、昼間の一時期(13時から16時)です。それ以外の時間は、そもそも節電をする必要はなく、いつも通り生活出来る。なのに、全時間帯節電をしなければいけないと思い込んでいる人がいる。こういう無知が、余計に社会を混乱させているような気がしてなりません。
震災後の消費の落ち込み、原発が被災したことによる放射能の風評被害。子供のいる家庭は心配でしょうが、もう人生佳境も過ぎた私たちの年代以降は、即死するのでもない限りそんなに気にしなくていーんじゃね、と思ったりします。放射能まみれの肉食ったってすぐ死にゃしないって。タンスにお金を貯め込んでいても、あの世にまでは持っていけないんだから、どんどん使えば良い。心配なら核シェルターでも買ってしまえ。
健康を心配してあげるのは、これから未来のある子供たち、あと、これから子を生み育てる若い女性と男性だけで良い。もう子供を作る気のない人々は、なるたけ平静を取り戻し、経済活動に参加した方がよっぽど復興は進むんじゃないかなぁ。
「原発不要」と一言でも言うと、仕事に影響が出てしまうので、声を大にして言うことができない芸能人の方、大変ですね。鈴木杏ちゃんはツイッターで呟いたものの謝罪、山本太郎くんは、迷惑掛かるからと事務所を辞めて活動を継続。
本当に代替手段はないのかね。
原発を残しておくことで、原爆への転用時に便利という話も一方でありますが、今更原爆でもねーべ?と思ったりします。それよりも、今さえよければよいと原発作って、結局使用済核燃料の処分で、10万年も未来にツケをまわすことに罪悪感は感じないんだろうか。「そんな先の事は分からない」なんてセリフは、ハンフリー・ボガードにしか似合わない。政治家って本当に莫迦の集まりなの?
近視眼的に今が良ければよいじゃなくて、将来にわたってもいいことをしましょうよ。私たち一般庶民には届かない視点を政治家の人達はちゃんと持って、国家100年ならぬ10万年の大計を考え実行してほしいと思うのであります。