日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

思ったこと、思っていること。読んだ本、観た映画、TV。聴いた音楽…。会社でのこと、家族のこと、自分のこと。日々のうつろいを定着させています。はてなダイアリー開始は2003年、2006年4月から毎日更新継続中。2017年6月8日「はてなblog」アカウント取得、2019年1月「はてなダイアリー」から正式移行しました。アクセスカウンター2019年01月26日まではpv(2310365)です。

ヒロシマ・ナガサキ

 今日はアメリカが長崎に原爆を落とした日。75年になる。8月6日に広島に落とされてわずか3日後のこと。
 目標は第一目標が福岡県小倉市(現:北九州市)でしたが、当日の小倉上空を漂っていた霞もしくは煙のために、目視による投下目標確認に失敗、第2目標の長崎に向かった。
 当時の長崎市の人口24万人のうち約7万4千人が死亡。広島では人口35万人のうち9万 - 16万6千人が被爆から2 - 4か月以内に死亡したそう。
 以降原子爆弾は、戦争で使用されることはなく、このたった2発の爆弾のみが”実践”で使用されたもの。
 
 原爆投下の主目的は、戦闘員ではなく女子供老人などの非戦闘員の殺傷にあることは明白で、新型爆弾でなくとも、3月の東京大空襲なども焼夷弾による絨毯爆撃で、非戦闘員殺傷目的だ。

 原爆が、戦後抑止力となっているのは間違いない。それは、一発放ってしまえば、無辜の国民の命が奪われることがわかっており、報復システムで自国民も危険にさらすことになるから。

 既に反撃の力もない当時の日本に2発も落とす必要がどこにあったのか。
 確かに日本軍の上層部は腐っていたかもしれない。しかし守るべき国民の頭上で凶悪な爆弾を2発も使われる必要があったとはどうしても思えない。

 しかもこの点において、アメリカは一度も謝罪をしたことがない。原爆を使ったことを悪いと思っていない証拠だ。
 隣国のいわれのない謝罪要求とはわけが違う。

 あと25年で戦後100年になる。
 アメリカが自分のやった行いをちゃんと振り返り、反省しない限り新たなヒロシマナガサキが生まれる。

 たくさんの被害者の方に黙祷。



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