どっぷりカセットテープ世代です。ものが捨てられない性質なので、いまだにミカン箱１個分のテープを持っています。結構ＣＤで買い直したりしたものもあるので、捨てないといけないんですけど、思い入れがあったりして、いざ捨てようと思うと躊躇してしまいます。
特に、自分でセレクションしたテープなどは、すべての音源を持っていてもなかなか手放せません。始めてデートした時に朝まで掛かって編集したテープ。合宿に行く時に準備したテープ…。いろんな想い出があの数ミリのテープに凝縮していたりします。
先日小中監督から「星空のむこうの国」のサウンドトラックテープを戴きました。カセットデッキは有るんですけど、今や音楽は総デジタル化。そこで、mp3化をしてみました。
ＰＣ取り込み用のケーブル（イヤホン端子からＵＳＢを通してmp3に変換取り込みをする）は事前に購入していました。問題は、テープ走行音（ヒスノイズ）をどこまで低減させるか。弱いとノイズ除去の効果は無く、強くノイズ除去をすると、高音がカットされて籠った感じの音になってしまう。ここら辺が微妙。何度かチャレンジしましたが納得できず、結局、飲み始めてしまい、本日の作業は断念。明日仕切り直ししてみます。
それと、ＶＨＳの「くまちゃん」のＤＶＤ化。これは、ビデオデッキとＨＤＤレコーダーを繋いでＨＤＤに録画しましたが、いかんせんビデオの画像故輪郭が甘い。うーん、時代は気がつかない間に高画質、高音質化しています。
アナログにはアナログのよさがあって、可聴音以外の音も含まれているという理由で、いまだにレコードを信奉するオーディオマニアの人もいると聞きます。私には判らない世界ですけど。
断捨離って流行ってますよね。カミさんも「物増やさないで。老い支度始める齢なのよ」と言います。でもねぇ、性欲は減退しても物欲はまだ減衰していません。とはいえ、キャパは限られている。もののない生活感のない、ショウルームみたいな家っていうのも憧れなんですけど、手の届くところに読みたい本があって、聞きたい音楽がいつでも聞けて…っていうのも嫌いじゃないんです。ここら辺のバランスが本当に難しい。来年の課題です。。
