日々雑感っ(気概だけ…)on Hatena Blog

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おでんと日本酒の会に参加。

 会社帰り、いつもの道玄坂Cafeでの「春になる前にみんなでわいわいおでんを食べよう」という会と、「日本酒呑み比べの会」の合同企画に参加して参りました。
 集まったのは、20名強。小型の寸胴にたくさんのおでん種。それを4回に分けて供されましたが、鍋が出る度にあっという間に群がる成人男女。落ち着けーって感じでしたww。
 日本酒の方は主催者さんが用意した各地の名酒5本銘柄は以下の通り。
獺祭 純米大吟醸(獺祭 磨き二割三分)(山口県岩国市/旭酒造)
出羽桜 純米吟醸出羽燦々誕生記念(本生)純米吟醸)(山形県天童市/出羽桜酒造)
大七  純米 大七純米生もと(福島県二本松市/大七酒造)
南部美人 本醸造岩手県二戸市/(株)南部美人
くどき上手 にごり酒山形県鶴岡市/亀の井酒造)
 獺祭は、23%まで磨いた最高級品。お酒にする為にお米の77%を捨ててしまう。こんな贅沢な造り方をした酒が美味くないわけない。値段も高い。プレミア価格でなくても税込で10,000円を越えます。芳醇な香り、呑み口、切れの良さ、本当に素晴らしい。けど贅沢ですね。
 出羽桜純米吟醸は、山形県農業試験場で、11年の歳月をかけて造った酒造好適米出羽燦々」ができた事を記念して醸されたお酒。精米歩合は50%と吟醸酒としては普通ですけど、いやこれはよかった。お酒って般若湯とかいわれますけど、このお酒は、正に般若湯。まるで水のようにするすると喉を通る。日本酒としての自己主張をあまりしないけど、でもちゃんと日本酒になっている。料理の邪魔をしないいいお酒。値段も1升3000円弱と値頃なのも良いですね。
 くどき上手にごり酒。「くどき上手」は普通のお酒の方は良く飲むけど、にごりは初めての体験。にごりって美味しいからつい飲みすぎる。これはしかも純米吟醸だから、ほのかな吟醸香が発泡に合わせて口腔に広がり鼻に抜ける。にごり酒って甘口が多いけど、これは−5度とそんなに甘くなく飲んだ後も口の中はすっきり。こりゃいいお酒です。
 南部美人大七地震津波の被害の最も大きかった岩手県福島県のお酒。味云々ではなく、蔵が残ったことにまず感謝です。様々な困難にめげずこれからも美味しいお酒を造ってほしいと思います。

 日本酒ってホント美味しいです。田舎で真面目に酒造りを継承している蔵は、まだまだあります。みんなで飲んで日本の酒造りの灯を絶やさないようにしないとね。日本酒って一口で言っても、蔵毎に全く違うし、同じ蔵でもいろんな種類のお酒を造ってる。この違いが分かってくるとまた楽しくなってきます。
 銘酒居酒屋もかっこつけてる店ですと結構高い。今回呑んだ獺祭 純米大吟醸なんか、そういう店でのんだら、1合2,000円は下らないです。今回なんて、これだけのお酒を1,500円で一口だけじゃなく何回もお代わりOKで充分堪能。ちなみにおでんも参加者割り勘で800円。いやいや良い会でございました。
主催者の皆様、毎回本当にありがとうございます。
次回も参加しますよー(^_^)v。