DATA化していた「サバイバル」さいとうたかを著 をnexus7で読みました。
大地震で家族と離れ離れになり、ひとりで生きていくサトル少年の旅を描いた名作。1976年から78年にかけて『週刊少年サンデー』(小学館)にて連載されていて、連載当時も読んでいましたし、何度か再刊されていてワイドコミックスになった時に買いましたが、後半多くの人と会う頃になって斜め読みしてしまって、最後すっかり忘れてました(^_^;)。
サトル少年の生活力というか、サバイバル能力は中学生とは思えない。これだけの天変地異が起こっても生きる希望を決して捨てない。天地がひっくり返り無政府状態になっても、決して私利私欲にまみれることなく、家族と再会するという一念だけで、あらゆるものを口にする。ウサギや鳥は勿論、蛇やミミズまで。クマや巨大猪と戦い、干し肉にし、毛皮をなめし着る。いやいや、私にゃ無理だわ。
ただ、家族と離れて災害にあった311の時、家に帰るという一念は確かにあった。ある意味心境的にはあの時と同じだったかも。しかし、ミミズは食べれないなぁ。トカゲを取って、そのままでは食べられないからつぶしてミートボールにするなんて描写もあったけど、基本私、鱗のある生き物に触れない。魚ですら生きてる奴は触れません。切り身のみ。
「サバイバル」確かに読んでおくと大変タメになる漫画だけど、うーん自分にはできません。その前にこんな未曾有の大災害、来ないでほしいなぁ。
サバイバル 文庫 全10巻+ 外伝 完結セット (リイド文庫)
- 作者: さいとう・たかを
- 出版社/メーカー: リイド社
- 発売日: 2010/11/01
- メディア: 文庫
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