「天晴〜オールタイム・ベスト〜 さだまさし」を通勤の時に聞いていたら、「償い」が入っていて思わず涙が…。最後まで聞いたら絶対涙がこぼれてしまうと思い、あわてて電源を切りました(^-^;)。
「償い」は、1982年だからもう30年以上前の知人の実話をもとに作られた曲。運転免許の違反者更新講習でも紹介されているらしい。私は観たことないけど、カミさんは何回も観ているそうw。知らない人はまず聞いてみてください。
"ゆうちゃん"は、周りからしみったれた奴だと陰口を言われても、一切の付き合いを断り続けてます。それには理由があって、昔交通事故で人を殺めてしまった事があり、少ないお給料の中から被害者のご家庭にずっと送金をしています。
そんなある日、被害者の奥さんから初めて返事を頂きます。そこにはこう書いてありました。
「ありがとう あなたの優しい気持ちは とてもよくわかりました
だから どうぞ送金はやめて下さい あなたの文字を見る度に
主人を思い出して辛いのです あなたの気持ちはわかるけど
それよりどうかもう あなたご自身の人生をもとに戻してあげて欲しい」
手紙の中身よりも償いきれるはずもない あの人から初めて返事を貰った事が嬉しかったとゆうちゃんは言います。
自分の大切な人を殺されて、生活がめちゃくちゃになって、それでも許すことができるか。私にもわかりません。ただ、もし加害者の立場になったら、ゆうちゃんのように犯した罪に正面から向き合う気持ちを持ち続けたいと思ってます。
つい先日会社の隣の席の同僚が、車で追突されたという事故がありました。そんなタイムリーな事があった為に、この唄がずしーんと胸に響いたのかも。会社の事故は完璧貰い事故。車は廃車になったそうですが、命に別条なかったのは不幸中の幸い(むち打ちの症状はあるようですが)。この暑さで、ぼーっとしてしまいがち。いつ自分が加害者になるか分からない。車に乗る時は充分気をつけよーっと。