正式名称は「川崎市弓道連盟主催大開帳奉修記念御本尊厄除弘法大師降誕会奉祝弓道大会」…うーむ長いタイトルだw
川崎市川崎大師での弓道大会は毎年行われていますが、今年は10年に1度の御本尊ご開帳の年が重なっており、大師様では「赤札」という霊験あらたかなお札が配られるそうで、いつもより多くの方が参拝にこられるそう。そんな中、境内の一隅に弓道場を設け試合を行い奉納するというのが趣旨。
川崎大師には常設の弓道場があるわけではないので、まずは境内に境内特設弓道場を設けるところからスタート。朝6時過ぎにお迎えに来てもらい出発、川崎大師に7:30に到着。大体の設営は終わっていますが、的のある的場、中り外れを見る看的場、弓を射る射場を仮設で作ります。
その後開会式、矢渡しと進み試合が始まります。私の立ちは5番目。4ッ矢を2回計8本。矢が飛ぶところのすぐ近くに沢山のギャラリーがいるのは、別の意味で緊張。矢はとりあえず的に向かって飛びましたが収束することなく、結果は…うーむ。聞かないでください(^-^;)。4皆中で久寿餅もらえたんですが、邪心が入ると的中してくれなくなるんだなぁ。
その後は、警備の仕事。やっぱなんだかんだいって弓は危険なので、観覧されてる方の近くで立ってるだけですが、一般には知ってはいてもあまり見る機会な競技、感心しながら色々と質問されました。「思ったより遠いね」(28mあります)とか、「矢が早い」とか、「動作がゆっくり」とか、逆に「思ったより難しそう」「中てるのはすごい」という声も。そーなんですよ〜、中てるの大変なんですよ〜とは私の心の声。
結果は8本皆中した方が1人だけで、その方が優勝しました。
その後、大師様にご用意頂いた直会をご馳走になり、余った皆中賞の久寿餅争奪じゃんけん大会で無事勝ち残って久寿餅も頂き、奉納御礼で10年に1度の大変ご利益のあるという「赤札」も貰っちゃってお得感満載でしたが、なんかズルして色々貰っちゃったみたいな気持ち。来年はちゃんと皆中して大師様にお返ししようと思いましたとさ。
天気もよくて気持ちよく弓漬けの楽しい1日でした。
赤札の力をお借りして、さ来週の昇段審査頑張らないと…。