昨日今日の2日に分けてフジTVでやってました。
原作はアガサ・クリスティの知る人ぞ知る名作。脚本は三谷幸喜。舞台を昭和初期に翻案して2日間計5時間以上という大作。映像化では74年の映画版が有名で、私もずいぶん昔に、それも日曜洋画劇場で観たきり。ラスト位しか覚えていません(あ、一応推理劇なんで詳細は暈かしますw)。
映画の倍以上の時間が使えるので、ずいぶん丁寧な脚本でした。翻案も思った以上にしっくりいっていて、昭和モダンの華やかな感じがとても好印象。キャストも三谷組の役者さんをはじめ、有名どころの上手な役者さんを揃えており安心して観ていることができました。
強いて言うなら前後篇とはいえ、3時間×2はさすがに長いです。かと言って、これを2時間×3とか、1時間×6というのも全編観るのは厳しい。以前のように娯楽と言えばTVという時代ではなくなっていて、まとまった時間が取りにくくなっているような気がします。こういう伏線の張られたドラマって、目を離すことが許されません。前編はザッピングして観てたから話が見えず、結局最後は寝てしまった(^_^;)。
ソフト化もするそう。恐らくレンタルされると思うので、そしたらゆっくり見直してみます。
あ、私クリスティファンでないので、特に悪印象はありませんでしたが、クリスティファンの方々はどうみたんだろう…。